​世界観・用語紹介​

​​『キズナバレット』の世界観用語を簡単に紹介します。

●バレット
 “ペアリング”で繋がったハウンドとオーナーのペア(あるいはトリオ)のこと。
 “キセキ使い”と戦うことができるのはバレットだけ。

▼ハウンド
 死体を元に作られた殺戮人形。
 “キセキ使い”に殺された人間の死体に、ナノマシン“リベル”を21グラム投与することで作られる。とある理由でハウンド化できる死体は10代半ばから20代前半に集中しているため、ハウンドもその(外見)年齢が多い。
 「目が鮮やかな青色」「首にハーネスという機械を装着している」「血が青い」という外見的な特徴がある(血が青くても普段の顔色にあまり影響はない)。
 なお、オーナーと“ペアリング”するまでは意識を喪失した人形のような状態(休眠状態)となっている。


▼オーナー
 ハウンドの監督者にして相棒。
 ナノマシン“リベル”に適合した人間。基本的な身体能力は一般人と変わらないが、ハウンドと“ペアリング”している間のみ高い戦闘力を発揮できる。
 「リードという指輪状の機械を装着している」こと以外は、外見も一般人と大きく変わらない。


▼ペアリング
 ハウンドとオーナーの間に精神的なリンクを構築すること。
 一度結ばれたペアリングは、どちらかが死亡するまで持続する(例外的な解除条件もあり)。


▼リベル
 ハウンドとオーナーに投与されているナノマシン。ハウンドは21グラム、オーナーは3グラム程度。“キセキ使い”の体内に巣くうナノマシン“福音”を破壊するために作られたカウンター・ナノマシン。


▼キズナ
 人間が外界(他者、物、場所など)に対して抱く、強い感情や思い出。
 ハウンドは戦うたびに“キズナ”が壊れてゆく。この消耗はオーナーが肩代わりすることが可能だが、それはもちろんオーナー自身の心が壊れてゆくことを意味する。
 “キズナ”の破壊が進むと、以下のどちらかの結末を迎えることになる。


・“晶滅(バースト)”
 肉体と精神が“リベル”の侵蝕に耐えきれなくなった状態。体が白い結晶と化して崩れ去る。


・“残響体(エコーズ)”化
 “残響体”とは、肉体と精神を“リベル”に侵蝕された怪物。自分の欲望の赴くままに力を駆使する、“キセキ使い”と同じ存在である。各組織では、この兆候が確認された場合、パートナーが殺害によって阻止することを厳命している。


●キセキ使い
 人知を超えた力――“キセキ”を操る人間。
 その正体はナノマシン“福音”に全身を侵蝕された怪物である。“キセキ使い”たちは、己の心の奥底にある“欲望(ネガイ)”に突き動かされ、それを満たすためだけに己の力を扱う。
 外見は普通の人間を装っている。戦闘など身体の全機能を駆使する状況では、体の一部が変形する、血液ではなく銀色の液体が滲出する、など人間からかけ離れた特徴が表われる。


▼福音
 「ふくいん」あるいは「ゴスペル」と呼ばれるナノマシン。
 誰が、どんな目的で作り出したのか不明。“テンシ”と呼ばれる者たちが素質のある人間(他の何を犠牲にしてもいい、という強い欲望のある人間)に接触し、投与することで“キセキ使い”が誕生する。
 なお、福音を受け入れた人間ではなく“キセキ使い”によって殺された人間が稀に“キセキ使い”として覚醒することもある。


●SID(エスアイディー)
 正式名称は警察庁刑事局特殊犯罪情報管理部。表向きは「日本中で起こる犯罪の情報を収集・記録・管理する」ための部署だが、その実態は“キセキ使い”を探し出し、“抹消”するための暗殺部署である。
 『第1巻』の段階では、PCは「SID所属」が想定されている。
 なお、SID以外にもハウンドを擁する組織がいくつか存在する。
 また、何者かが裏社会にハウンド技術を流出させており、東京に拠点を持つ犯罪組織にもハウンドを抱えているものがある。SIDにとっては頭の痛い問題だが、キセキ使いに対処する際にはやむを得ず協力関係になることも……。